SPIRIT WORLD 2024年 日本、シンガポール、フランス <劇場>
監督 エリック・クー
出演 カトリーヌ・ドヌーヴ 竹野内豊 堺正章 風吹ジュン でんでん 鈴木慶一 五島舞那 吉田晴登 細野晴臣 久保田麻琴 斎藤工 ほか
感想 目には見えないものが存在する世界のお話。まあまあよかった。リアルや詳細を気にしてはいけない種類の映画だった。とても印象深いいいショットがあってそれは繰り返されるのだけれども見る側に応用の効くショットで胸が熱くなった。説明台詞は少し白けるがまあ仕方ないか。ただカメラはあまりよくなかった。勿体ない。ドヌーヴ様は見事な存在感でファンの身にはうれしい。歌まで歌ってくれる。マチャアキの敢えてスローにした台詞回しは少しイライラさせられたが、この映画のテンポには合っていた。そして竹野内、顔をちゃんと見たことがなかったのでスクリーンでちゃんと見るとやたらとカッコいいのだった。役柄を自分のものにしていた。この映画、さっきも書いたあのショットが撮りたかったんだという気がしてならない。思い出すと目頭が熱くなる。大切な誰かを失った者にはぐっとくるかもしれない。心優しい人々による心優しい映画だった。